だんだん見えてくる教育格差という闇【30日目】
カンボジアは教育不足と言いますが、ぶっちゃけ日本にも教育格差だいぶあるとは思うんですよね。
✔英語を数字で書けない大学生
今日は普段は来ない子がいました。
この人は数字を書けるかテストをしたのですが、これが全く書けない。
どのくらいかというと、1から12が書けない、そもそもスペルがわからない。
『先生、12なんてわかりません、書けません。なぜなら数字を勉強したことがないからです。』と言う。
この人は今までどんな教育を受けてきたんだろう?
個別化教育が足りないのだろうか。
けれどもオーナーが数字のテストをしたからこそこれがわかった。
普通に授業したんじゃこんなことわからないだろう。
わからない自分に自信がないのだ。
『わからないです、書けないです。』と言う。
きっと、自分で間違って認めて直さないと変われない。
間違ってもいいから問題を解きながら覚えてもらった。
彼はちゃんとスペルを教えれば数字を書ける。
一つずつやっていけば全然できると思う。
もっと自分に自身持って生きたらええねん。
数字と、スペルを書いた紙を渡して、それぞれ5回練習してくるという宿題を出しました。
翌日、彼はちゃんと宿題をやってきた。
✔ひろしまハウス様に見学させていただく。(http://hiroshimahouse.com/ )
ひろしまハウス様というに見学させて頂きました!
本当に授業の質が高いと聞いて紹介されたのですが、やはりプリントや教科書を使って復習しやすくしていますね。
授業中は、教科書を貸し出していているみたいです。
ちゃんと返していたり、礼儀正しい子ばかり!
図書館には日本から寄付された有名な絵本がたくさん置かれていました。
クメール語に手動で訳されてますね。これは本を送るときのヒントになりそう。
プリントや教科書をちゃんと使っていく方法はオーナーや他の大学生と話し合っていきたい。
口頭だけでも授業できるけど、、プリントや教科書があったほうがやはり楽。
最後の週に時間があったら取り組みたい。
✓ゴーゴーケンゴさんのホームパーティにお邪魔する。
有名なブロガーのゴーゴーケンゴ (https://55kengo.com/)さんのシェアハウスにお邪魔しました!
カンボジアに滞在してる日本人の方々と緩く話をしてました。
最近バーに興味があり、ケンゴさんがバー経営もされていたのでそういう話も聞きました。
中でも結構興味深いなぁと思ったのは、
「プログラミング義務教育化」は逆にプログラミングを避ける人たちを産むかもしれないという話。
2020年からプログラミングを教える、といっても教師は詳しくない。
そうすると、中途半端にしか英語のわからない教師に教えられた子供が、英語に苦手意識を持ってしまう。
それによって海外で働くというような選択肢を頭から消してしまう。
という英語教育に近い側面があるのではないかということを言われて、確かになあと思いました。
もちろん、興味や抵抗をなくす機会と捉えるのも全然あるなと思います。